な~んちって技術士の独り言

やっと家族と同居となったお気楽な技術士のゆる~い独り言

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

コンクリートの補修・・

あまり大きなニュースではないが、ある地方で、コンクリート構造物を築造する工事があり、工事施工中にコンクリートにひび割れが生じ(おそらく端部拘束型の温度ひび割れだと思うが)、施工者が発注者に無断で補修した。
この事実が第三者の通報により明るみになり、調査の末、この業者は2週間の指名停止処分を受けた。
この工事は、総合評価方式で入札したものであり、コンクリートのひび割れ抑制についての施工計画(提案)の提出があったもので、おそらくこれについての考査表の減点を憂慮した結果だと思う。

しかし、この問題は、かなり根深いものだと私は、考えています。
この業者がひび割れ(後の調査で構造的、耐久性に問題になるひび割れではなかった)が発生した事実をどうして発注者に報告できなかったか?という点である。

この構造物は、ボックスカルバート状のもので、おそらくひび割れ係数も1.2程度のものであったと推測される。発注者の仕様書にも「ボックスカルバートについては、ひび割れの防止は困難な構造物」とされている。コンクリートの専門家であれば、常識であるはずの「ひび割れの完全な防止は困難」ということが、発注者の監督員には通じない点が問題である。

事実、以前、私が係わった工事でもひび割れが発生し、監督員に報告(所定の手続き)を行ったところ
「これは、減点になりますね。」との回答。私は、設計資料の温度解析結果を提示し、ひび割れを防止するのは困難であることを説明したが、「ひび割れを発生させないで施工する業者がいるんですよ。御社はそれが出来ないんだから、その業者よりも劣っている。だから減点なんです。」
との回答。
開いた口が塞がらない。
これはあくまでも推測であり個人的意見であるが、「このひび割れを発生させない業者」はおそらく奥の手を使っているか、発注者がヘアクラックを発見出来ないだけだと思う。
ご存知の方も多いと思うが、繊維状の添加材によるもの、クレヨン状のひび割れ隠しなどが世の中には出回っている。(あくまでも推測です)

こんな、発言を監督員にされてしまっては、「ひび割れが発生しました」と報告することが出来るわけが無い。(正当性を主張しても聞く耳を持たないのであれば)
こんなことが、潜在的にかつ常態化している。

そんな中でのこのような出来事の発生は、当然といえば当然である(倫理的にあってはならないのですが)。

これを機に、当該監督員にも技術向上にむけて研鑽して頂きたいものである。

スポンサーサイト

PageTop

さがみ縦貫道路の橋梁工事で改ざん

国交省横浜国道事務所は12月1日、さがみ縦貫道路の橋梁工事で改ざんが見つかった
問題で、施工者の大成建設に行ったヒアリング調査などの結果を発表。工事写真を差し
替えたり協議せずに鉄筋を切断するなどの不正行為があったことを明らかにした。
---------------------------------------------------------------
まさに公益に反する行為である。
口頭試験でトピックとして答えるには情報が少なすぎるが、技術者倫理から言うと
「絶対にあってはならない行為」である。
公衆の安全、国民の生命を守り、国民経済の発展に貢献する使命があることを忘れ
私益(個人ではなく企業として)だけを追求した結果であろう。
私も長く現場にいて、「鉄筋が邪魔で、型枠が・・・」「足場が邪魔で鉄筋が・・・」
というようなトラブルは多く経験した。しかし、そのほとんどが、施工計画立案時の
施工方法、施工手順の具体化での問題点抽出が不十分だったことが原因である。
仮に施工計画や施工手順で問題可決が不可能な場合は当然施工着手前に監督員と
協議すべきであり、施工上無理がある場合、設計上の瑕疵などがあった場合には、設計
者も加えた三者会議を実施するなど、事前に抜本的に課題を解決すべきであった。
国道事務所の資料を見ると気になる点があった。
それは、「現場技術員が写真の撮り直しに応じ」という点だ。
写真のデータの改ざん等を行った施工業者が悪いのは当然ではあるが、どんな事情が
あったにせよ、中立公正でなければならない、現場技術員が行った行為は、技術者として
あってはならない。技術者として、最も反省しなければならないのは、この現場技術員かも
知れない。
資料は↓ココ
ケンプラッツ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20081106/527730/?ST=print
横浜国道事務所の資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/report/2008/20081201-01.pdf

PageTop

口頭試験まであと17日

口頭試験まで、あと17日となった。

経歴、体験論文の説明の準備は70%程度終ったが、なんと言っても問題は「専門」。
体験論文が、「河川」の専門分野として物足りない感があるため、専門分野の質問は
当然多くなると思う。
現在、河川工学の書籍などを通読したり、体系的専門知識対策を行っているが、専門
知識は1ヶ月や2ヶ月で体系化される物ではない。
やっぱり、無理がある受験だったのか?

とは言っても、筆記試験に合格したわけであるから、全くお話にならない訳でもないだろう。
少ない時間を有効に使い、できるだけのことは、しようと思う。

筆記試験合格者として自信を持って、しかし謙虚に口頭試験に挑もう。

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。